1.方針作成の背景
社会福祉法人(以下、「当法人」といいます。)は、将来、社会の担い手となる子ども一人ひとりの健全な心身の発達を目指し、保護者及び地域とともに子どもを育成するという想いのもと、地域に密着した教育・保育事業を実施しています。おかげさまで多くの皆様からご利用いただいております。
しかし、残念なことに、ごく僅かですが、改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)に鑑みると、「カスタマーによるハラスメント」と言わざるを得ない言動をする保護者が見受けられることも事実です。私たちも、みなさまと同じ感情を持つ「人」です。心ない誹謗中傷を受けることで、職員が心身の体調を崩してしまうこともあります。
実際、ほかの園において保護者によるカスタマーハラスメント行為により職員がうつ病などに罹患し休職 あるいは退職せざるを得なくなったという事例が発生した事例も起きています。
当法人には、職員の健康と安全に配慮する義務があり(労働契約法第5条)、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における職員の安全と健康を確保しなければなりません(労働安全衛生法第3条)。そこで、当法人は、カスタマーハラスメント行為から職員を守るために、カスタマーハラスメントについての当法人の考えを公表させていただくことにしました。
しかし、残念なことに、ごく僅かですが、改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)に鑑みると、「カスタマーによるハラスメント」と言わざるを得ない言動をする保護者が見受けられることも事実です。私たちも、みなさまと同じ感情を持つ「人」です。心ない誹謗中傷を受けることで、職員が心身の体調を崩してしまうこともあります。
実際、ほかの園において保護者によるカスタマーハラスメント行為により職員がうつ病などに罹患し休職 あるいは退職せざるを得なくなったという事例が発生した事例も起きています。
当法人には、職員の健康と安全に配慮する義務があり(労働契約法第5条)、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における職員の安全と健康を確保しなければなりません(労働安全衛生法第3条)。そこで、当法人は、カスタマーハラスメント行為から職員を守るために、カスタマーハラスメントについての当法人の考えを公表させていただくことにしました。
2.方針公表によって目指したい世界 ~関わる全ての人の幸せの実現~
私たちは、将来、社会の担い手となる子ども一人ひとりの健全な心身の発達を目指し、保護者及び地域とともに子どもを育成するという想いのもと、日々業務に邁進しております。しかし、子どもたちを育てていくためには、私たちの力だけではなく、保護者の皆様、地域社会の皆様との良好な信頼関係のもと、ともに手を取り合って子どもたちを育んでゆくことが最も重要です。私たちがこの方針を作成し、公表させていただいたのは、カスタマーハラスメントに対しての対策のみを目的としたものではありません。お子様、保護者の皆様、地域社会の皆様との信頼関係を築き、気持ち良いコミュニケーションを通じて、さらに子どもたちへの保育、教育の質を高めることも目的としています。方針の公表により、当法人の職員が、カスタマーハラスメントへの対応に悩まされることなく、子どもと向き合うことに専念できるようになることで、教育・保育の質をさらに向上させることができると考えております。今後も、当法人一同、保護者の皆様、地域社会の皆様と連携しながら、子どもたちに質の高い 教育・保育を実施していくため、尽力して参ります。
3.当法人が考えるカスタマーハラスメント
厚生労働省による「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に基づき、当法人は、「保護者等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・ 態様により、労働者の就業環境が害されるもの」をカスタマーハラスメントと定義し、以下のような行為がそれに該当すると考えています。
① 身体的、精神的な攻撃 ・胸をつかむ、殴る、蹴る、ものを投げつける等の暴力行為、セクシャルハラスメントに該当する言動。侮辱的な発言や差別的な発言等、人格否定につながる行為 ・威圧的・脅迫的な言動。恫喝・罵声・暴言・土下座の要求等の言動 マスコミやSNS等への暴露や反社会的勢力とのつながりをほのめかした脅し
② プライバシーの侵害や、名誉毀損にあたる言動 ・職員のプライバシーを侵害する行為 職員を無断で撮影、録画、録音する行為 SNS等への会社や職員の信用を棄損させる内 容の投稿
③ 継続的・執拗な言動 ・要求の過度な繰り返しや、度重なる電話やメール等での連絡。何度も同じ説明をさせるなど業務に支障を及ぼす行為
④ 拘束的な言動 ・電話や対面での長時間の拘束、施設からの不退去や不当な居座り
⑤ 正当な理由のない要求 ・正当な理由のないサービス、金銭、特別扱いの要求 ・正当な理由のない謝罪の要求 ・正当な理由のない職員自宅等への訪問や業務時間外の対応を求める行為 ・保育方針等に関して不当な圧力をかける行為
⑥ その他不適切な言動 ・職員を保護する観点から悪質性が高いと判断する言動
4.カスタマーハラスメント発生時の当法人の対応
当法人が必要と判断した場合には、外部機関(顧問弁護士、警察等)にも相談等のうえ、毅然とした態度で適切に対処します。 先ほど挙げたカスタマーハラスメントの具体例はあくまでも一例ですが、このような事象がみられた場合、充分な教育・保育を当法人が提供することが困難となります。場合によっては、退園をお願いすることがあります。
5.カスタマーハラスメント被害防止を強化するための当法人の対応
当法人は、私たち自身がカスタマーハラスメントの被害者とならないように、以下の対応を行います。
・カスタマーハラスメントに関する相談窓口を設置する
・カスタマーハラスメントに関する研修を実施する
・外部機関(警察、弁護士等)との連携を強化して、カスタマーハラスメントに迅速に対応する体制の構築
6.最後に
子どもたちの健全な発育のためには、保護者の皆様のご協力が不可欠です。 お子様が、安心して登園いただけるよう、保護者の皆様と当法人だけでなく、保護者の皆様同士での良好な関係性構築にご協力をいただけますよう、併せてお願い申し上げます。


